座りすぎに注意!記憶力が低下する原因とは

座りすぎに注意!記憶力が低下する原因とは

私の同僚から、最近記憶力が落ちている気がするという相談を受けました。

私は営業なので外を歩き回ることが多いのですが、同僚はデスクワークなので、一日のほとんどは仕事で座りっぱなしです。

私は吉野式記憶術を勧めるのと同時に、なるべく立って生活をすることと、運動をすることを勧めました。

実は、座り続けていると体の健康だけではなく、脳の記憶機能に悪影響が及んでしまうということがわかっています。

しかも、座りすぎは運動でもなかなか帳消しにできないらしいんです。

ここでは座りすぎが体に及ぼす影響と、その予防策について解説していきます。

吉野式記憶術公式HP

なぜ座りっぱなしはいけないのか

なぜそこまで座っていることが脳によくないのでしょうか。

通常私たちが立ったり座ったりしてすると、脚の筋肉を使うことになります。

このとき、筋肉の細胞内では「代謝」が盛んに行われており、血流を循環させるポンプのような働きをしています。

しかし、長時間座っていると脚の筋肉が使われないため、血液が循環しづらくなり、糖や中性脂肪が血液中で増え、血液がどろどろになってしまいます。

その結果、様々な病気のリスクが高まることになります。

つまり、脚の筋肉は全身の代謝機能を支えているので、これが衰えてしまうと脳だけでなく体の様々な健康に被害を及ぼすことになります。

座る時間が長いと、脳の記憶領域が薄くなる

実は最近の研究では、座っている時間が長いほど、「記憶の形成」に欠かせない脳の領域の皮質が薄くなっていた傾向があることがわかっています。

この脳の領域が薄くなると、記憶力の低下や、アルツハイマーなどの認知症につながる可能性があります。

また衝撃的なことに、座っている時間が長い人は運動をしていても、座っている間のダメージを帳消しにできないという研究結果もあるようです。

座りすぎによる記憶力の低下を防ぐために

では仕事や学業などで、座ることを余儀なくされている人はどうすればいいのでしょうか?対策を考えてみましょう。

こまめに休憩をとる

座りすぎによる記憶力の低下を防ぐには、こまめ休憩を取り「立ったり座ったりする」機会を増やすことが重要です。

アメリカの企業などでは、健康リスクへの懸念から、スタンディングデスクを導入しているところも増えているそうです。

日本の企業では座って仕事をするのが一般的ですが、可能であれば座りっぱなしの健康リスクや記憶力低下の可能性などを考慮し「立ったり座ったりする」活動を習慣化するのがベストです。

日常で行える対策3選

長時間座っている時間のが日常的になっていることが大きな問題であり、座りっぱなしだと全身の代謝機能を支える脚の筋肉が活動しないため、体や脳に悪い影響を及ぼすということを説明しました。

そのため、日常的に私たちが行える対策を3つご紹介します。ぜひ、取り入れてみてください。

対策その①屈伸運動をする

先ほども説明した通り、こまめな休憩と、立ったり座ったりを繰り返す屈伸運動が効果的です。また、デスクワーク以外のタスクを取り入れ、交互に行うことで、立ったり座ったりすることで、休憩をとるタイミングもつくります。

対策その②立ち話をする

世の中はどんどん便利になり、ネットを介したチャットですべて済むことがありますが、席を立ちって対面で話すことで、座る時間を減らし代謝を高めることが望めます。

また、代謝機能を高めるだけでなく、会話で脳を刺激することができ、脳の活性化も臨めます。

対策その③座りながら運動をする

座りっぱなしでも、足の運動を取り入れることで血流の改善が見込めます。

おすすめは、座りながら「かかと」を交互に上げ下ろしをする運動で、これはエコノミークラス症候群の予防にもなる運動なので、座ったまま効率よく脚を動かせるでしょう。

座っている時の行動が大事

日常的に座っている時間が長い人でも、その時取っている行動で、脳に及ぼす影響は大きく変わってくると言えます。

ただボーっと座ってテレビを見ているのと、座りながらでも仕事や勉強をしたり、文章を書いたりゲームをしたりと「認知的な活動」をしているのとでは、後者のほうが悪影響が少ないと思われます。

また、座っている時にでも軽い運動やストレッチなどは行えます。

こういった運動は仕事を同時に行うような「ながら運動」でも効果を十分に発揮するので、座っている時に何をしているかが非常に重要だと言えます。

まとめ

日常的に座っている時間が長い人は、たくさん運動していてもダメージを打ち消せないという研究結果がでてはいますが、運動の有用性が損われるわけではありません。

現代人の運動不足は、色んなところで問題視されています。

常日頃から軽い運動を取り入れて、仕事中や勉強の合間にでも、こまめに屈伸運動などをするなど、できることはたくさんあります。

大切なのは長時間座り続けず、体を動かして、健康的な体と脳を作る事です。

もし最近記憶力に不安が出てきたという方は、軽い運動を取り入れ、生活習慣の見直しをして見るといいでしょう。

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